09. デザインシステム/マニュアル開発

  • ウシオ電機

各国の支社でバラバラなコーポレートロゴを使用してしまい、グローバルでコーポレートブランドの訴求力が弱いという悩みをよく伺います。企業のグローバル化が進み、コーポレートブランドをマネージメントしていくことが、難しくなっているのは事実です。国内でさえ、全社でコーポレートロゴの表示方法を統一していくことは、容易ではありませんし、それぞれの担当者がバラバラな意思決定をしていては、いつまでもコーポレートブランドが強くなっていきません。

開発事例:ウシオ電機
ウシオ電機株式会社は「光」の可能性を追求し、「明かり」だけでなく、「エネルギー」において最先端分野で幅広く採用され、数多くの世界トップシェア製品を誕生させている、大手産業用機器メーカーです。グローバルで一貫したコーポレートブランド訴求を目指し、デザインシステムと、デザインマニュアルの開発が求められていました(画像1参照)。

ウシオ電機のコーポレートロゴは「USHIO」というアルファベット表記のシンプルなものであったため、「USHIO」と読めればロゴとして機能しますし、少しの違いを判別することが難しい状況でした。

ブラビスは「USHIO」のロゴを精緻化し、運用しやすくした上でデザインシステム構築を行っています。ブラビスのデザインシステムの特徴は、クリエイティビティを殺すことなく、適度な自由度がありながら展開に一貫性を持たせることです。厳しい規定を設定していくことは比較的簡単ですが、実際に運用する際にすべてその規定だけで運用していくことは難しいというのが実情です。また、規定が厳しいと、パッケージデザインや、宣伝広告等においてコーポレートブランドを魅力的にみせるクリエイティビティを発揮することができなくなってしまいます。

ウシオ電機の場合は、シンプルなロゴを崩さないよう、丁寧に扱ってもらうことに重きをおいたデザインシステムとし、ロゴの変形やコーポレートカラーの扱い等に関して、厳しく規定しています。また、シンプルなロゴだからこそ展開性があるという特徴を崩さないよう、自由度の比較的高い展開規定を設定しました。

デザインシステムはデザインマニュアルとして、日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字)に翻訳され、全世界で運用されています。

コーポレートブランドの管理方針、運用の実情を見極め、それぞれの企業に最適なデザインシステム構築を行っています。