17. 技術ネーミング

技術をブランディングすることによって、搭載された製品の価値を高め消費者により魅力的に訴求することが可能となります。 また、その技術を搭載することが付加価値となれば、競合他社の製品にも導入され、市場全体のスタンダードとなりえるのが技術ネーミングです。

技術ネーミングを考える2つの方向性
技術ネーミングの開発方向性としては、以下の2つが大きく考えられます。
1. 技術ネーミングに開発企業らしさを感じさせ、「その技術といえば○○」といった企業ブランドの価値向上を目指す。 2. 技術ネーミングに開発企業らしさを感じさせず、競合他社が導入しやすいネーミングにし、技術を市場スタンダードにしていく。

いずれの方向にしろ、多大なコストと時間をかけて開発した技術から発生する価値を、企業ブランドや製品ブランドに波及させるシナジー効果が期待できます。

技術ネーミングのリスクとして考えられることに、市場スタンダードの枠を超え、一般消費者の生活に溶け込むことで、商標ではなく一般的な言葉として定着してしまうこと(一般名称化)があります。

ネーミングが一般名称となってしまうと、費用をかけて開発、商標調査、出願、登録してきた努力が無効になってしまいます。 商標的な観点から考えた、技術ネーミングの運用もしっかりと考えておくことが必要です。