PROJECT

ネスレ日本
キットカットシリーズ

持続可能な社会への貢献を、ブランドらしく。

プラスチックごみの課題解決に向け、外袋を紙パッケージ化した『KitKat』。サスティナブルな社会への貢献を、ロングセラーブランドである『KitKat』らしい世界観で実施しました。

日本のお菓子ブランドとして常に先駆者であったキットカットは、2019年に日本初の脱プラスチックパッケージとなる、紙化パッケージを採用。翌年には消費者の健康志向とニーズを捉え、本来の美味しさはそのままに、砂糖を10%減にしたレシピリニューアルを実施するなど様々な変化をし続け、常に時流と消費者のニーズを捉えた姿で愛され続けています。ブラビスは長年キットカットのパッケージデザインを手掛けています。

ロングセラーブランドは、数年に一度パッケージリニューアルを行うことが多いですが、2023年に日本発売50周年を迎えたキットカットは、発売以来、最大規模の製品刷新を実施しました。
消費者の嗜好が、ミルクチョコレートはカカオ感の強いものが好まれる傾向に変化してきたことから、チョコレートに含まれるカカオを増やし、今まで以上にリッチな味わいに。さらに、キットカットの特徴であるサクッサクな食感をより際立たせられるよう、ウエハース生地のレシピ変更や、チョコレートとウエハースの配分を調整するなど、約3年の月日をかけた製品開発により史上最高のキットカットが誕生しました。

さらにその後、パッケージデザインをリニューアル。チョコレートとウエハースの2つが美味しさを織りなしていることを、形状と表現が異なる2つの帯で表現しました。全体的に、チョコレートの美味しさと、キットカットの品質感・王道感が伝わるパッケージデザインとなっています。さらに3個パックでは、個包装が3つ入っている状態をパッケージ上でも訴求することで、どのような形状のキットカットが入っているのかがわかりやすくなるような工夫がされています。本商品はコンビニで売られることから、若い世代を意識したカジュアルなトンマナにしており、ターゲットを考慮したパッケージデザイン開発を行いました。

  • CLIENT
    ネスレ日本
  • SERVICE
    デザインコンセプト
    パッケージデザイン
    製品コピー
    COUNTRY
    日本