Berli Jucker
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3Dキャラクターで、ブランドの世界を広げる

タイのBerli Jucker Public Company(以下BJC)は、食品から日用品まで幅広く事業を手がける大手企業です。ブラビスではBJCのブランドに多く携わっていますが、その中の「Cellox」は、ティッシュなどの製紙系製品を提供しており、トイレットペーパーが主力商品のブランドです。

この度、「Cellox」では新たにブランドキャラクターを策定。ブラビスではパッケージデザインの他に、キャラクター開発および、キャラクターの3Dデザイン開発を行いました。

キャラクターは、ナマケモノやシマエナガなど、可愛くて親近感が持てる動物を多数開発しましたが、その中でも、より身近に感じることができる”クマ”に決定。ブランド名の頭文字「C」の入ったキャップを被らせることで、独自性を持たせています。

その後、クマのキャラクターを3Dデザインに落とし込んでいきました。3Dデザインでは、2Dでは表現しきれなかったトイレットペーパーのリアルな質感や、クマの様々な表情を開発。それぞれのポーズは、トイレットペーパーの柔らかさ、破れにくさ、頑丈さなど、商品特長を表現するものとなっており、主に広告やSNSなどでの使用を想定しています。クマの毛並みなども、ぬいぐるみのように硬すぎず、全体的にゆるく温かい印象が持たれるよう調整しており、子供から大人まで愛されるキャラクターが誕生しました。

パッケージでは、商品特長であるトイレットペーパーの柔らかさを表現するために、風になびくようなリボンを全体でデザイン。動きのあるフォーマットが店頭で面となってブランドをアピールします。さらに、2枚重ねか、3枚重ねか、消費者が店頭で瞬時に理解できるよう、それぞれの差別化を意識したものになっています。