明治屋
  • - パッケージデザイン

植物図鑑を見るように楽しむ、新ジャムシリーズ

130年余年の歴史をもつ、高級老舗スーパーの「明治屋」。「いつも いちばん いいものを」を理念に、輸入品やプライベートブランドを通して、人々の食生活を彩ってきました。

そんな明治屋の中でも、特に人気が高いのが「ジャム」です。その歴史は、1911年に長野県小諸市発祥の「御牧いちご」を使用した、「MY印 イチゴジャム」を発売したことから始まりました。そこから、旬の果物を使った「マイジャム・ヌーボー」や、果実そのものを楽しんでいるような「果実実感シリーズ」など、多数のシリーズを展開。そのパッケージデザインの多くをブラビスが手がけています。

今回新たに発売され、ブラビスがパッケージデザインを開発したのは、いちごの品種が楽しめる「国産いちごジャム」シリーズです。日本には現在、約300品種のいちごがあるとされていますが、その中でもジャムに適した福岡県産の「あまおう」、佐賀県産の「いちごさん」、静岡県産の「紅ほっぺ」の3つを選定。110年以上に渡って受け継がれてきたいちごジャムづくりのノウハウが活かされた、高品質のジャムです。

パッケージデザインでは、植物図鑑を見るように商品を楽しんでもらいたいという想いから、大袈裟な装飾や、カラーを使うことはせず、素朴な印象に。いちごのイラストは英国のボタニカルアートとして描かれており、クラシックさからもたらされる品質の高さを伝えています。さらに、品種名のフォントではそれぞれの味わいの特徴を表現することで、シンプルでありながらも、遊び心が隠されたデザインとなりました。