人気ブランドを若返らせる

韓国屈指の菓子メーカーOrion社のポテトチップスブランド「好友趣」。2006年からマイナーチェンジが行われていましたが、大きなリニューアルがなかったため、消費者に対して新たなイメージの訴求と、様々な商品群における統一感の強化が求められていました。

現行のブランドアイデンティティ（BI）を分析したところポテトチップスを模したパネルと、ブランドカラーは消費者から広く認知されており好感を得ている大切なブランド価値であることが判明しました。現行のブランドアイデンティティを活かしつつ若返りを図るため、全体的に立体感を強調し、イエローの面積を増やすことで、よりポップにそしてポテトチップスらしい美味しさを感じさせるフォルムへ仕上げました。また、ブランド名である「好友趣」の文字をより柔らかみのある書体にし、画数を減らしてデザインすることで可読性をあげ、一目で印象に残りやすいようにしました。

消費者の中にある「好友趣」への親しみを活かしつつ、ブランド価値を高めることでより人々に愛される新たな「好友趣」のブランドアイデンティティへ進化を遂げました。