明治乳业(苏州)
  • - パッケージデザイン開発

ブランドの世界観を統一しながら、海外市場向けにローカライズ

日本初のプレーンヨーグルトとして1971年に登場した「明治ブルガリアヨーグルト」は、国内のみならず中国でも長く愛され続けているブランドです。中国市場では2013年に、でんぷんやゼラチンなどの食品添加剤を使わず、乳酸菌の力で自然に凝固させた凝固型ヨーグルトを発売。さらに2017年には、日本では販売のないボトルタイプの「明治ブルガリアのむヨーグルト」も発売を開始しました。

ブラビスでは、日本国内の明治ブルガリアヨーグルトのリニューアルを25年以上手がけていることから、中国市場のパッケージデザインも担当。ブラビスの上海オフィスのデザイナーを含めたスタッフとコミュニケーションを取りながら、中国市場に合わせたデザイン開発を行っており、ブランド全体のブランディングを担っています。

中国では近年、消費者の健康意識の高まりが顕著に表れており、本場ブルガリアの乳酸菌と良質な乳原料のみで作られた健康的なヨーグルトというコンセプトは、ますます多くの消費者の心を掴むポイントです。

このような背景から、2021年には「LB81乳酸菌使用」アイコンを大きくしたパッケージデザインにリニューアル。さらに、ブランドアイデンティティーである青と白のカラーは維持しながらも、ヨーグルトとしての品質感や美味しさ感が伝わるよう、メイン商品にはゴールドのスプーンシズルを入れるなどの工夫を施しています。低脂肪タイプの商品やボトルタイプの飲むヨーグルトでは、カラーを分けることで店頭やオンラインにおいての識別力を高め、美味しさだけでなく機能も兼ね備えたデザインとなりました。

>> 明治ブルガリアヨーグルト日本市場向けのプロジェクト実績