明治乳业(苏州)
  • - パッケージデザイン

ブランドの世界観を統一しながら、海外市場向けにローカライズ

日本初のプレーンヨーグルトとして1971年に登場した「明治ブルガリアヨーグルト」は、国内のみならず中国でも長く愛され続けているブランドです。中国市場では2013年に、でんぷんやゼラチンなどの食品添加剤を使わず、乳酸菌の力で自然に凝固させた凝固型ヨーグルトを発売。さらに2017年には、日本では販売のないボトルタイプの「明治ブルガリアのむヨーグルト」も発売を開始しました。

ブラビスでは、日本国内の明治ブルガリアヨーグルトのリニューアルを25年以上手がけていることから、中国市場のパッケージデザインも担当。ブラビスの上海オフィスのデザイナーを含めたスタッフとコミュニケーションを取りながら、中国市場に合わせたデザイン開発を行っており、ブランド全体のブランディングを担っています。

日本で発売されている明治ブルガリアヨーグルトは、2023年に発売50周年を迎え、それに伴い約10年ぶりに新製法を採用。パッケージデザインも、長年ロゴパネルに使用していたブルーのラインを排除し、なめらかなヨーグルトを想起させるような、立体感のある白い正円パネルへとリニューアルをしました。また、海外でもブランドの統一感を保つため、中国市場のパッケージデザインもリニューアル。

日本と同じ正円パネルは、よりヨーグルトのなめらかさ・くちどけ感が感じられるようなものになっています。さらに、ブランドアイデンティティーである青と白のカラーは維持しながらも、ヨーグルトとしての品質感や美味しさ感が伝わるよう、メイン商品にはゴールドのスプーンシズルを採用。加えて、中国市場でも発売10周年を迎えたことから、周年記念のロゴを作成し、花火やキラキラと輝いているようなグラフィックを用いることで、お祝い感を伝えています。

>> 明治ブルガリアヨーグルト日本市場向けプロジェクト